Japanese Association of Computer Science
『いま栄養の大切さを考える』 〜コミュニティケアと食環境〜
いま、「低栄養の時代」と言われています。とりわけ「高齢者の低栄養」は深刻です。高齢者が病を得て、急性期を過ぎて回復期に向かうとき、栄養の果たす役割はきわめて大きいにもかかわらず、栄養指導や食への取り組みは十分ではありませ
ん。低栄養状態を放置すると、病気の回復が遅れる、褥瘡ができる、感染症にかかりやすい、寝たきりになるなど、さまざまな問題がおこることが指摘されています
。食事の摂取量が減ると、筋蛋白量が少なくなって筋力が衰え、ADLが低下します。
高齢者が、病院から退院して、在宅療法になったとき、栄養障害の問題ははさらに深刻です。
最近は、良質な特殊栄養剤も実用化されていますが、病院では使用できても、地域では市販されておらず、栄養補給のノウハウも情報も伝達されていないというのが実情です。
コミュニティケアのシステムの中に、支援システムとネットワークづくりを組み込む必要があります。
飽食の時代≠フ低栄養という名の栄養障害。いま栄養と食環境の大切さを見つめなおす時です。
そこで、"コミュニティケアと食環境"をテーマにシンポジウムを開催する運びとなりました。栄養の重要性は誰もが認めるとことですが、実際に患者食を食べたことのある経験を持つ人は少ないのではないでしょうか。このようなことから、単に知識を深めて頂くだけでなく、普段馴染みのない栄養剤等をメーカーにご提供頂き皆様に御試食頂く機会を設けます。
食環境、栄養やコミュニティケアに興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしてお ります。
会 長 大久保一郎(筑波大学社会医学系教授)
大会長 中村 哲生(株式会社 エムイーネット)
■ 開 催 要 項 ■
1.開催日時: 平成15年12月13日(土)12:30〜17:30
2.場 所: ひらつか商工会議所 3F大ホール
http://www.shokonet.or.jp/hiratuka/itoh/annaizu2.htm
3.プログラム:
(1)講 演 神奈川県立保健福祉大学教授 中村 丁次 先生
村田歯科医院院長 黒岩 恭子 先生
国立相模原病院栄養管理室長 鶴見 克則 先生
(2)各社による栄養剤の試食
※ なお、終了後に懇親会を予定しております。
4.参 加 費: 1,000円(参加費は当日お支払い下さい。)
5.お申し込み: 氏名・職業・郵便番号・住所・FAX番号を明記の上 、FAXにてシンポジウム事務局までお申し込み下さい。なお、席に余裕のある限り当日参加も可能です。
申込先 第4回湘南ヘルスケア・シンポジウム事務局
株式会社エムイーネット内 FAX03−5283−1610
基調講演講師紹介 神奈川県立保健福祉大学教授 中村 丁次 先生(なかむら・ていじ)
昭和47年徳島大学医学部栄養学科卒。50年から聖マリアンナ医科大学病院勤務
。62年に東京大学医学部より医学博士号を授与され、平成11年より聖マリアンナ医科大学病院栄養部長を歴任する。
現在、日本栄養士会副会長ほか、数多くの学・協会の役員を務める。著書に、『こんな食事が病気を防ぐ』(講談社)、『食事で病気を治す本』(法研)、『食事指導のABC』(日本医師会)ほか。